富良野・美瑛・小樽だけが観光スポットにあらず!
オーバーツーリズムを真剣に考えます。

レンタカー事業で勤務していた時、車を借りていただけるお客様に、出発前に雑談することがあります。決まって聞いてみるのが「どこにいくのか?」そして大半の答えが「富良野・美瑛!」
誤解してほしくないのですが、富良野も美瑛も素晴らしいところです。とくに美瑛の丘を最初に見たときは、その美しさに感動しました。函館山の夜景とともに私の大好きな北海道の景観の5本の指に入るところ場所です。初めて訪れるかたにはやはりお勧めします。
そして実態。富良野・美瑛にはとんでもない数の旅行者の方が見えられています。日本の方もインバウンドも然りです。
レンタカーで駐車場は満車状態、大型観光バスも頻繁に通ります。
最近ではこんなニュースも・・https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1117536
また、美瑛の外れに小さくて静かな池というか沼があって20年前は知る人ぞ知る美しく穏やかなスポットで、地元の方が散歩に訪れていたのですが、今は日本のほぼすべての旅行会社・雑誌・WEBで絶景ポイントと紹介され様相が一変、この小さな沼を人が埋め尽くし、静かも穏やかもなくなってしまいました。「青い池」です。
オーバーツーリズム
今、観光業界で危惧されているのは「オーバーツーリズム」です。北海道も京都の嵐山のようになってしまうのでは・・。
どこの地域でも同じかとは思いますが、観光には来てもらいのです。そしてお金を落としてもらい地域経済の起爆剤になってもらい、地方創生へとつなげていければと考えます。
全国で初の「観光立県宣言」をしている北海道、お客様が増えてくることは大歓迎でありながら、対策も講じていかなければならないこともご理解いただけたかと思います。
では対策はあるのでしょうか?私は簡単だと思います。
北海道に来られるお客様に、情報を提供する大手・中堅の旅行会社や雑誌出版社が一押しする場所ではない北海道の魅力ある場所や並ばなくてもよい美味しい食事処を教えておげれば良いのです。
美味しいお店や素敵な観光地のネタ
インターネットやSNSの普及などにより、個々で旅先の情報が簡易に取得できる時代になりました。
わかりやすい例は、食事(お店)の情報かもしれません。
みなさん、美味しいお店を探すときってどのようにして探しますか?
ちょっと前ならグルメサイト、最近ではGoogleやSNSの答えられるかたが大半かもしれません。
余談ですが、大手グルメサイトの道内のランキング上位400店をエリアごとに分析すると、何と札幌が300店、二位の函館が27店、その他が73店という驚愕な実態があります。(ここではちょっと開示は差し控えますが、道外の方が、北海道といえば〇〇と考えられているあの美食の街は9店でした)
想像するに関東地方で同じ調査をしたら、東京に一極集中するのでしょうか?
何がこんな偏った事態を招くのか?
もちろん他店競合から料理人さんが腕を磨き、美味しいものを提供することと、大都市ゆえの、物流面での供給の柔軟さも挙げられると思います。
でもそれだけでしょうか?例えば、海産物などの素材は海のあるオホーツク沿岸の街には適いません。我々札幌の住人でも、ホタテはサロマ湖、ウニ食べるなら稚内まで買いにいくことが普通にありますから。
要は、評価をつける人たちの層と、営業的に数値をコントロールできるサイト側で作られた採点だから、こんな偏重が起こるのだと個人的には考えます。
「美味いもの食べたきゃタクシー運転手に聞くべし」と言われます。景観地にしても同じことです。インターネットがない時代は、このような情報はよく知っている人に聞いたり、人づての口コミがすべての情報源でした。
どうぞリジョナーを使ってみてください。
紋別・網走や根室・釧路、帯広に北見・・札幌に劣らないような美味しいものはたくさんありますし、壮大な景色や大自然での体験は、都市観光や大混雑している観光スポットにはありません!
グッドアット北海道は北海道全体にたくさんのお客様がお見えになり、もっと北海道が好きになっていただきたいという強い想いと、地方行政とも一体となり、オーバーツーリズムを均し、末永い観光立県の継続を考えていきます。
